象形。羽が左と右とにそむいた様を描いたもの。左右に払いのけるという拒否の意味を表す。
(5)[助]反対の意や否定の意を表す接頭辞。「非凡」「非常」「非民主的」
(学研 漢字源より)
浪人時代に、非と否の違いについて、習ったことが有る。
英訳するとわかりやすい。
否 = not
非 = no = not any thing
そもそも、文法的に使う場面が違うのだが、
否が動詞の指定している先だけを否定しているのに対して、
非は修飾されている名詞や形容詞の対称を含まない集合全体を表している。
僕はある意味好き好んで、
非平衡の世界に飛び込んだ。
非平衡とは、上記に示したとおり、
平衡でない世界全般を示している。
僕の対称としている研究には、
非定常、非一様性がからんでくる。
簡単に言えば、非が付く名詞と言うのは、
分類分けが不十分なためそうした名称になっている。
エルゴード性や、等重率の原理といった仮定を
第一原理に課すことによって得られる熱平衡
ではない世界が非平衡
時間平均を無限の時間に対して行い、
その統計平均が収束するといった仮定を
しないのが非定常
大自由度系において、物理で言えば分子といった、
ある(自由度の組)単位における挙動の(状態)空間平均が収束するといった仮定を
しないのが非一様
仮定をしない事によって、
第一原理に基づいた結論を得ることにはなるが、
一方で、「XXしがち」といった、
実際に観測された現象に基づいた仮説から逸脱した結論にも到達し得て、
つまり、観測されることによって、研究者間で課題となっている問題を解くというより、
与えられた物理法則の数学的性質の追求に邁進することとなる。
しかし、こういった点に関して
安易な指摘が多々ある。
物理に非ず
という指摘だ。
残念ながら、これは正確ではなくて
本当は、
物理的に否ず
とすべきだろう。
物理の目的は、観測された現象の解釈と、
そこから連想される現象の予言にあると言ってもいいとおもう。
時に物理学者の研究は、現象を背景に、
大鉈をふるって結論を引き出す。
そこで、切れ味のいいナイフを振り回すとどうなるのだろうか。
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