生物物理 夏の学校 に 参加せよ !!
と、先生にご指導いただいた(笑)ので、東京は八王子セミナーハウスまで行ってまいりました。
行く前は、
どのくらいのモチベーションをもっている人たちか
どのくらい知識を持って、どのくらい頭の回転が速いのか
すごく、気になって少し不安でした。
僕自身、生物物理という言葉に持つイメージは、
関学で受けたイメージのままで、それまで
S川先生のNMRたんぱく質構造決定
K藤先生の膜分子の熱力学的性質
で、物理の側から見た生物という印象でした。
初日、9時過ぎの飛行機という朝早い便で、
遅れるまいと、6時半ごろおきて、がんばっていました。
例のごとく、非常に眠たくて、
うとうとしている割に、乗換えが多くてゆっくり寝れず。。。
ちなみに、羽田空港は初めてでした。
だって、大阪からわざわざ飛行機で行きませんよw
東京では、北野からバスで向かうつもりが、
調べていた電車に乗り遅れたおかげで、
どうも、南大沢から乗ることになってしまいました。。
数分遅れで、会場に到着。
早速オープニングセミナーに参加しました。
この話は、実験の話の上に、
話が古すぎて眠い。。。
そのまま夕食へ。
このときは、確か違う研究室の人と話したかな。。
記憶がないww
交流会
席がなんだか、名札で決められて、
そこで待っていると、やけに人数が少なくて、
(他の8人ほどに比べて4人ほどしかいない)
おかしいなぁって言っていると、
グループにスタッフがいるので、スタッフの指示に。。
っていない。。。
そうすると、司会をしていた夏の学校の学長(M2ですw)
がこっちに走ってきて、参加しました。
ついでに人が少ないから、オープニングセミナーの
元生物物理学会の会長さんがいらっしゃいました。
それぞれ、自分の研究内容などを話していると、
色々気になって、突っ込むんですが、
どうも、その突っ込み方が、難しかったようで。。。
僕の番になって、研究していないので、
研究室の紹介をすると、ぜんぜん伝わらないw
話していると、空気が固まってしまって
よくよく話を聞くと、
一般の方が一人と、情報から参加したばかりの方が一人
他は、女性なので(偏見かも知れませんが)理論的に弱かったのかも知れません。。。
終了して、ポスター発表会へ
伝わらなかったことに、少々ショックを受けながら、
交流会とは違う方との交流をせよとの事で、
てきとーに。。。
ポスターセッションが終わっても、
なんか、飲み会が終わらない。。。
結局、施設を借りれる制限時間いっぱいの
2時まで、グダグダしてました。。
床に就いたのが3時。
朝7時起床
眠いので8時30分まで寝た。
8時-9時が朝ごはんで、ギリギリ。
9時から分科会スタート
ちょっと遅刻
眠い。。。
爆笑問題の日本人の教養に出ていた上田先生
専門は体内時計。
ほとんどの細胞は、リズムを刻んでいるという
全体のリズムを保っているのは、脳内の
視覚なんとか核とかいう、目から来た刺激を感じ取る細胞の
後ろにあるナントカというところ。
そこが一定のリズムを刻んでいて、
他の細胞は、それに合わせているという。
次は。。寝た。
起きたら、すごい話をしている。
ゴルジ体を、50nmの精度で3Dリアルタイムで見た
蛍光顕微鏡(多分)の話
よく聞くと、光の分散で、普通は解析不可能になる領域を、
コンボリューション(具体的に何を示すのか不明)
要は、光が分散する式を逆に利用して計算しなおしたという話。
突っ込んだ予算が5億円。
物理の実験では、そう珍しい額じゃあないはずだけど
皆さんびっくりされてました。
ちなみに、お二人とも理化学研究所の方。
三人目は、生体膜だけど
化学平衡などに少し関係した話。
生体膜で起きるスイッチングで重要な役割を示すイオン
そのイオンの濃度って、たんぱく質を通って、細胞に入ると
その周辺の濃度が当然下がるはずなんよなぁ
濃度から見ると、膜タンパクの周りに数個しかイオンがいない状態。
そのイオンの流入でおきた現象を観察しても、
正確に膜タンパクとイオンの関係を導き出せないという話。
先生は、膜にずっとイオンを含んだ(多分)水と流し続けて
それで、膜の性質を定量定期に計った。
確かこんな話でした。
専門とは離れているから、知識が曖昧。。。
この日の晩は口頭発表
わが研究室のT氏も発表した。
少しうれしかったのが、
ブルーバックスのミリオンセラー保持者
池谷先生と同じ研究室の方のプレゼン。
内容は、海馬の神経細胞500個ほどの活動を
同時計測したという話。
要は、データの量が半端じゃないし、
もともと依頼されてした仕事だから、誰かしてください
というもの。
しかし、プレゼンの内容は秀逸。
まったくよどみなく、流れるかのようなスピーチだった。
ひとつのスライドにかけた時間が数秒というのもすごい。
この日もグダグダ話していて、
結局寝たのが3時ぐらい。
眠い。。。
三日目。
同様に遅刻しそうになりながら、朝ごはん。
一コマ目は神戸大の郡司ペギオ先生。
なんだか話が見えない。
眠いのもあいまって、質問はしたが、よくわからんまんまだった。
脳がテーマのシンポジウムへ。
一人目は東大の総合文化の川戸先生
男性ホルモン、女性ホルモンと、脳内物質について。
この先生、ミラーニューロンを知らないで、自閉症を語ろうとした。
少し遅れている気がする。。。
二人目は、理研の深井先生。
神経回路の話。
昔見つかった有名な非線形の回路モデルを単純化したものを
さらに発展させたという話。
原理的な部分が見えず面白くない。
寝た。
三人目は、多賀先生
発達段階の行動パターンを解析してらっしゃろう方です。
中でも目立ったのが、赤ん坊が何気なくしていた
手や足をじたばた振り回すしぐさ。
歳をとるにつれて、複雑になるそうです。
話の内容はほとんど発達科学。
後半、簡易MRIや、光トポグラフィーだっけ
を使った脳のイメージングを用いた研究の話が出てきたが、
時間足らず。
後半にもっと割いてほしかった。
今回というか立食パーティ。
グダグダと話した。
晩にまた交流会。
この会は、結構盛り上がった(僕の中ではw)
中でも、東大の宇宙物理のM2が郡司先生の話を聞くためにわざわざ参加しに来ていて、
色々と、その背景を聞けた。
どうも郡司先生は、
チューリングマシンでは、含まれていない演算を含もうとしていた様だ。
チューリングマシンに含まれる論理演算は、
ある集合を沢山集めてきて、
その中に含まれる論理を帰納的に求めて使っている。
つまり、論理の取り残しの可能性があって、
先生はそれを自分なりに掴もうとしていた。
「蛙が鳴くと雨が降る」
という理屈は、蛙の次に雨が降るという順序がある。
「蛙が鳴く」ならば次に「雨が降る」であって
この二つが等価であっても
「雨が降ると蛙が鳴く」とは時間的順序が異なる。
という話だ。
あっそ。
彼と盛り上がったのは僕が提示している価額の定義について。
実は、このブログではほぼ完成した版を載せていない。
それは、したつき文字を使っていて、
単に移すのがめんどくさいからだけれども、
今回その完成した理論を彼にぶつけてみた。
彼にとっての発見は、
科学は、自然現象に対して言葉を定義しているがゆえに、
その言葉と論理(チューリングマシン多分。。)にでもって
議論する上においては、正確に言葉が扱える
という、僕が学部生時代に思いついた考えだ。
彼は、同時に北大の数学専攻若手の会のような
セミナーが年一回あることを教えてくれた。
ぜひ参加したい。
次に盛り上がったのは、環境問題をもっと考えるべきだ
といっていた女性だ(何をしているのかまったく聞く機会はなかったw)
僕自身は、ディベートしている人たちの中心に入って、
議論を奪い取り、持っている知識を吐き出したに過ぎなかったが、
食いかかってきた先輩と議論になり、面白かった。
最後には、金子研のM1三人組とのだべり。
第一義的に、彼らの知識レベルの高さに圧倒されたし
すごしている緊張感のある日々が少しうらやましかった。
彼らに追いつくのに何年かかるだろうか。。。
まぁ、ただ9割は金子研ローカルな話と女の話で、
僕はぜんぜんついていけなかったw(そっちかいw)
ちなみにこの日は、三人と徹夜。
途中女性陣も数名加わっていた。
4日目。
お茶の水女子大の学長先生の話。
お茶大は、すばらしいことに勿論女子大でありながら
ちゃんと理科系研究室を備えている。
理論物理や数学など、女性がなかなか進出できていない分野にも
ぜひ沢山人材を送り込んでほしいものだ。
ただし、この学長先生の話は、
惰性ばかりで、論理にはまとまりがない。。。
思いつくことを並べているに過ぎず、かなり眠かった。
計算物理で子持ちの女性研究者のさきがけになったような方だが、
こんなに頭が整理されていないものか。。。
この日の夕方9時ごろ、セミナーハウスの最寄り駅
八王子で無差別殺傷事件があった。所謂通り魔事件だ。
アルバイトの女子大生が死亡したらしい。
セミナーは、午前中で終わり、都心部に向かう人は
北野の駅に向かったので、問題なかったが
本当に殺人事件は、起こした人間と、された人間の周りの人が
非常に不幸になってしまう。
自分ひとりで生きていないということを、
もう少し実感していれば、彼もあんな事をしなかったろうに。。。
悔やまれてならない。
This Blog "Scientific View" is from Japan, blordcasted by aohmusi (physics student). In this site I will blordcast you some interest thing for ME. Then FOR ME, I love to study science, so this blog has a scientific view. Please feel free to contact and tell me how do you think about my Views.
2008年7月17日木曜日
土曜日から生物物理夏の学校(東京)
ついにきました。
サマースクールです。
(多分)男同士のむさ苦しい合宿ですw
いやもとい!!
熱気むんむんの合宿です!!
研究意欲あふれる、情熱あふれる!
(鬱陶しい…じゃなかった)
楽しい合宿です!!
土曜日から4日間たっぷり楽しんできます。
学部時代、僕は物理が好きだからって
S先生の生物物理を少し馬鹿にしていた僕が、
夏の学校は明らかに、生物物理ですww
魂を売った訳ではありません。
(魂を込めた理論をそのうち売りさばくのです)
同期でモチベーションの高い人は、まだ見つかってないので
とっても楽しみです。
うふふ(はぁと)
楽しい4日間になればいいなぁ
その前に、夜型を戻さないとねw
サマースクールです。
(多分)男同士のむさ苦しい合宿ですw
いやもとい!!
熱気むんむんの合宿です!!
研究意欲あふれる、情熱あふれる!
(鬱陶しい…じゃなかった)
楽しい合宿です!!
土曜日から4日間たっぷり楽しんできます。
学部時代、僕は物理が好きだからって
S先生の生物物理を少し馬鹿にしていた僕が、
夏の学校は明らかに、生物物理ですww
魂を売った訳ではありません。
(魂を込めた理論をそのうち売りさばくのです)
同期でモチベーションの高い人は、まだ見つかってないので
とっても楽しみです。
うふふ(はぁと)
楽しい4日間になればいいなぁ
その前に、夜型を戻さないとねw
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